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無線機とは? 無線機の種類分け 無線機の種類分け2 トランシーバー インカム

無線機に種類分けの続きです。

中距離無線

上記の特定省電力無線とは違い「中距離無線」を扱うためには必ず免許が必要です。この「中距離無線」の通信範囲は5kmほどで上記の通信機の約10倍と広い通信範囲を持っています。また近年ではこの中距離無線の中に「簡易無線」「新簡易無線」の2つに分れ扱うようになっています。特に新簡易無線は通信距離2kmという特定省電力無線と中距離無線の中間に位置する新しい無線機として登場し、その使い勝手の良さから急激に普及しつつあります。

中距離無線が使用される場所は主に祭りや敷地に広いアミューズメント施設で運営や交通整理等に利用されいます。また、室内でも運用される事も多く警備会社などがビルの各階層間で通信をおこなう際に使用されています。そのほかにはダイビングやスカイダイビングといったスポーツでも使われるため以外に中距離無線の需要は高く、汎用性も高い無線通信機として使われています。皆様の中に中距離無線を使って通信をしてみたい方もいると思います。個人で使うのならば必ず免許と無線局の資格をお取りください。また、資格や、免許を取るのが面倒だと思っている方は上空5000m位から飛び降りるスポーツにチャレンジすればもしかしたら扱えるかも知れません。

 

遠距離無線

遠距離無線の特徴は通信範囲が特定省電力無線や中距離無線に比べ格段に広いのが特徴です。しかしこのクラスの無線機になると免許試験も難しくまた、無線機自体も結構な高値なので個人で管理運営はかなりの能力とお金がかかります。とりあえず長距離無線を使ってみたいと思っている方は長距離無線の免許と資格を持っていて無線局を開設している無線技士に通信(無線機での通信は無線技士免許を持っている人が管理する無線機でならば管理者立会いの下で通信ができます)させてもらえるようにお願いするのが無難です。

長距離無線の中心方法は少し特殊で無線機から発信した電波を中継局で受信しそこでチャンネルに振り分けてから送信すると言う方法を取っています。そのため遠距離無線機の通信範囲は50kmと非常に広いため、広範囲の地域を移動する職種等で広く活用されています。長距離無線の通信範囲が50kmと書きましたが無線機単体で通信できるの30km前後でまた、通信時に大量の電力を消費する事から大型の乗り物に搭載される事が多いのが欠点です。最近では低電力で通信範囲を維持できる長距離無線や、無線機の発信電波をアナログ波からデジタル波に変化したデジタル無線の登場によって長距離でも通信にノイズが入らない高性能な長距離無線が登場しつつあります。

ちなみに長距離無線が使われているのは身近なところでは「警察」「消防署」「電力会社」と言った私達の生活に欠かせない会社や組織が沢山出てきます。また、営利事業でもタクシーや船舶などにも導入されているためこの長距離無線はかなりの私達の生活に必要な無線となっています。近年の情報発達と共に急速に発達したインターネットで無免許の人でも簡単に長距離無線を購入できるうようになったため不正電波の使用は後を絶ちません。そのため、警察や救急等につかう緊急無線にノイズが入りこむ事もよく有るそうです。今後は無線機の販売や習得に関する項目は今よりも厳し取り締まる事になるかもしれません。

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最終更新日:2019/6/4

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