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無線機とは? 無線機の種類分け 無線機の種類分け2 トランシーバー インカム

インカム

人によってまったく見た事が無いと言う方もいらっしゃると思います。「インカム」のついては一般の認知度は一体どの程度なのか判りませんが、この無線通信機器を頻繁に見れる職業といえばテレビにニュースキャスターです。ニュースキャスターの場合緊急の速報があった場合にすぐ対処できるために放送中でも常にインカムを装着しています。そのほかで観ることができるのはテレビコマーシャルで電話対応している映像などでも確認できますし、テレビの刑事ドラマでも稀に通信機器として使用されています。このように探せば以外に使われているこのインカムとは一体どういった物なのでしょうか?無線通信機でありながら変な名前の理由やどんな事に使われているのかとここではそんなインカムの疑問について書いています。

 

はじめにインカムがどうして「インカム」と言う名前なのかですが、単純に正式名を略した呼び方が「インカム」だったのです。インカムの正式名は「イヤホン・コミュニケーター」と言います。このイヤホンコミュニケーターがなまってインカムと呼ばれるようになりました。インカムのカムの部分が違うと思っている方はイヤホン・コミュニケーターを英語に訳して呼んでみればカムの部分はすぐに理解できると思います。このインカムの利用場所の殆んどは両手を使って作業する所で使われ、上記で紹介した「ニュースキャスター」や最近流行の「コールセンター」などで使われています。

インカムの形状には若干の違いは有りますが、メジャーなインカムの形がイヤホンにマイクをくっつけたような形をしておりマイクを手に持たなくても会話が出来るように工夫されていいます。このような形のインカムをよく使っているのが先の「コールセンター」等で少し前までは車の運転中に手を使わずに通話する機器(運転中にインカムを使って電話しても事故を起こす確立は変わらなかったため運転中の電話はインカムを使っても違反になった。)として一時時期使用されていました。

基本的にインカムと呼ばれている部分は無線通信機から音声の送受信部分を扱いやすいように耳や口元に設置しただけなので無線機や携帯電話など通話方法によってはインカムのような扱い方が出来る。このためしばしインカムと無線機を混同している人がいるみたいですがインカム単体では通信も受信も出来ないためインカムを無線機と言うのは半分間違いである。なぜ半分なのかですが、インカムの中にはインカム専用無線機がありインカム部分で音声の送信をおこなう機能を追加しているからです。もし後者のインカムを無線機で有るというのであれば通信方法がイヤホンやマイク部分に付いていますし、おそらくイヤホンと無線機を繋ぐコード部分にアンテナを内蔵しているはずです。そのため無線機とイヤホン部分が一つの無線機として機能しているため後者のインカムは無線機だと言えます。

ちなみに携帯電話につけて使用するような「インカム」タイプは携帯電話のみで送信受信か完了しているためインカム部分は単なる小型の電話口なので無線機と言うにはあまりにお粗末な代物です。

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2019/6/4 更新

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